リアルな内見?!360度パノラマバーチャルステージングの事例紹介とその効果とは?

リアルな内見?!360度パノラマバーチャルステージングの事例紹介とその効果とは?

近年、不動産業界や建築の分野で注目されている「バーチャルステージング」これまでは、空室物件に実際の家具を配置し、物件の魅力を最大限に引き出す方法が一般的でしたが、今ではデジタル技術を使った「バーチャル」な方法が主流となりつつあります。

そのひとつが「360度パノラマバーチャルステージング」
これは、従来の2Dバーチャルステージングを進化させ、空間全体を360度のパノラマビューで体感できるものです。ユーザーはまるで実際に物件を歩いているかのような臨場感を得られ、より直感的に空間を把握することができます。

360度パノラマバーチャルステージングは、オンライン内見や不動産のマーケティングにおいて、今後ますます重要なツールとして活用されることが予想されています。では、実際にどのような効果をもたらしているのか、具体的な事例をもとに紹介していきましょう。

目次

360度パノラマバーチャルステージングのメリット

オフィスの360度パノラマバーチャルステージング
オフィスの360度パノラマバーチャルステージング

従来のバーチャルステージングが2Dの固定されたアングルから物件の雰囲気を伝えるのに対し、360度パノラマバーチャルステージングは、ユーザーに空間全体を自由に体感させることができます。最大のメリットは、なんといってもその「臨場感」と「没入感」です。以下に具体的な利点を挙げてみます。

臨場感の向上

360度パノラマバーチャルステージングでは、ユーザーが実際にその場にいるかのように、部屋の中を自由に見渡すことができます。これにより、物件の魅力をよりリアルに感じてもらうことができ、内見の際の「現地に行かなければ分からない」といったハードルを大幅に低減します。

空間全体を把握できる

通常の写真や2Dステージングでは、特定の角度からしか空間を捉えることができませんが、360度パノラマなら、天井から床まで、壁の角度や窓からの眺望など、細部に至るまで確認できます。これにより、購入希望者や賃借希望者は、物件の「全体的な雰囲気」を掴みやすくなります。

決断の迅速化

オンライン内見が主流になりつつある今、バーチャルでの内見体験は決断を加速させる大きなポイントになるのではないでしょうか?特に、360度パノラマでのステージングは、複数の物件を比較検討している顧客にとって、短時間で多くの情報量を提供し、購入や賃貸契約の決定をスピーディーに促します。

時間とコストの削減

物理的に家具を配置する従来のステージングに比べ、バーチャルステージングはコスト面でも大幅に有利です。さらに、物件が空室であっても、素早く魅力的な内見体験を提供できるため、長期間空室が続くリスクを減らし、早期成約につながるケースが増えています。

成功事例紹介(ケーススタディ)

次に、360度パノラマバーチャルステージングを導入した具体的な事例を2つ紹介します。より具体的なイメージを持っていただけるでしょう。

事例1:都市部のコンパクトマンションのバーチャルステージング

東京都心に位置するコンパクトマンションは、利便性の高さから非常に人気がありますが、限られたスペースをいかに魅力的に見せるかが鍵となります。不動産会社様が、こうしたマンションの販売促進に360度パノラマバーチャルステージングを導入しました。

このマンションでは、部屋の狭さが購入希望者の懸念材料でしたが、ステージングではシンプルで機能的な家具を配置し、限られた空間を最大限に活用したデザインを施しました。結果として、購入希望者は部屋全体の使い方を視覚的に把握でき、「ここなら快適に住めそうだ」と感じたユーザーが内見を希望するようになりました。その結果、わずか2週間で成立。加えて、問い合わせ件数も30%増加するという成果が得られたとの報告をいただきました。

事例2:都市型オフィスのバーチャルステージング

次にご紹介するのは、東京都心部のオフィスビル物件です。この物件は、高級感と利便性を兼ね備えたオフィススペースで、特にスタートアップ企業やIT企業の新たな拠点としての利用が期待されていました。しかし、物件の高額な賃貸費用がネックとなり、内見希望者数が伸び悩んでいたのです。

そこで、不動産会社は360度パノラマバーチャルステージングを導入。オフィススペースの広がりやフレキシブルなレイアウトがリアルに伝わるよう、モダンなオフィス家具を配置し、オフィス内のさまざまなエリア(会議室、作業スペース、休憩室など)を再現しました。

このステージングにより、潜在顧客はオフィスの使い勝手や雰囲気を自宅からでも詳細に体感できるようになり、内見数が増加しました。特に、スタートアップ企業の経営者からは「現地に行く前に、チームでオフィスのスペースやレイアウトを議論できた」というフィードバックが多く寄せられ、結果として、商談の早期成約につながりました。

360度パノラマバーチャルステージング導入のプロセス

360度パノラマバーチャルステージングを導入するためのプロセスは、意外とシンプルです。360度写真を撮影してお送りいただくだけです。必要に応じて、制作開始前にヒアリングが行われ、どのようなデザインコンセプトで空間を演出するかを決定します。それらの情報を元にCG家具やインテリアがデジタルで配置されます。

デザインやレイアウトが完成した後、クライアントに確認を経て最終調整を行い、納品されます。納品後は、専用のビューアーやウェブサイトで公開し、誰でも簡単にアクセスできる形で提供されます。このプロセスを通じて、より多くの顧客が物件の魅力を直感的に感じられるようになります。

まとめ


360度パノラマバーチャルステージングは、従来の内見やバーチャルステージングを超える臨場感と利便性を提供します。不動産業界において、オンライン内見の重要性が高まる中、より魅力的な物件紹介方法として今後も需要が高まるでしょう。興味を持たれた方は、ぜひSTAGING LABOにご相談ください。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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